第2回全国商業高校Webアプリコンテストの結果を発表いたします。
第2回は全国の商業高校約35校、約250作品の応募がありました。
昨年度(第1回)に比べ約1.5倍の作品応募をいただき、誠にありがとうございました。
審査員による厳正なる審査の結果、以下の作品が入賞いたしました。
通常賞の部
グランプリ
文化祭システム
【チーム名】山川健助 【学校名】新潟県立新潟商業高等学校
作品概要
文化祭をより面白くしたり、学校外から遊びに来てくれた人にも分かりやすく案内したりする機能を提供するアプリ。
審査コメント
文化祭で実際に100人以上の人が利用したアプリという点と文化祭の待ち時間における暇つぶし要素の組み合わせを高く評価しました。審査員から、文化祭の時間を最大限に楽しめるアプリなので使用してみたいとの声が出た点も評価しました。
技術賞
保健の窓口
【チーム名】保健委員日本代表 【学校名】岐阜県立土岐商業高等学校
作品概要
保健室を利用する生徒の状況を先生がいつでも生徒の体温、体調不良の詳細、帰宅かどうかなどタブレット、スマホを通して確認できる。また、保健室内で活用できる水質検査などの機能もあり、保健室の利用が便利になるアプリ。
審査コメント
学校における生徒と先生(養護教員)の間での不便をデジタル技術で解決している点、また、データベースを利用してシステムの形で解決している点を評価しました。また、プレゼンのレベルも高く評価しました。
デザイン賞
SMOOOOTHIE!
【チーム名】あおりんご 【学校名】岐阜県立土岐商業高等学校
作品概要
野菜や果物の栄養素、その効果などを調べながら簡単にオリジナルスムージーを作ることができる、すべての人の健康増進をサポートするアプリ。
審査コメント
第一印象が商用アプリと遜色ないレベルに感じられるデザインの作品であり、各審査員が高く評価しました。
アプリ作りもスムージー作りも、課題設定や素材選び、見た目と使いやすさが大事ですね。また、友人に使用してもらったという点も評価しました。
作品デモ
アイディア賞
秋田名物の神経衰弱
【チーム名】さかもと 【学校名】秋田県立大館国際情報学院高等学校
作品概要
人口減少という課題に対し、年齢関係なく楽しめる神経衰弱というゲームで秋田名物をアピールしたアプリ。
審査コメント
秋田の人口減少を課題として設定し、神経衰弱は絵柄を記憶するゲームなので、絵柄を記憶することで秋田の名物を無意識に覚えられるアイディアは斬新で高く評価しました。
ゲーム自体も面白くてわかりやすく審査員も楽しみながらゲームに挑戦していました。
作品デモ
実用賞
忘れんたいムテーブル
【チーム名】鳥栖商業高校 情報処理部 【学校名】佐賀県立鳥栖商業高等学校
作品概要
クラスの忘れ物を減らすために、時間割等と毎日持ってくるものを確認させるための「ラッキーパーソン」を表示するアプリ
審査コメント
実際にクラスで使用し、忘れ物が減っているという点を高く評価し、実用賞としました。
データベースを活用した双方向性のあるシステムである点や、生成AIによる素材の作成などの工夫、また、プレゼンのレベルも高く評価しました。
作品デモ
プレゼン賞
ラッキーレインボーおみくじ
【チーム名】The lucky Girls (ザ・ラッキーガールズ) 【学校名】福岡女子商業高等学校
作品概要
今日の運勢、ラッキーカラーを知ることができるので、持ち物の選択にラッキーカラーを役立てることができるアプリ。
審査コメント
プレゼン動画のクォリティを非常に高く評価いたしました。
アプリもシンプルな物ですがデザインや音などの要素をバランス良く整えられていると評価しました。
作品デモ
企業賞の部
アシアル賞
JUST EAT お残しは許しまへんで
【チーム名】食品ロス削減委員会 【学校名】関市立関商工高等学校
作品概要
食品ロスに着目し、ブロック崩しの要領で食品を食べつくすゲームを通じて食べ残しを減らしたいという思いを込めたアプリ。
審査コメント
食品ロスというテーマに対し食品を食べるゲームという観点が面白いです。もう少し食品ロスに関する情報が関連付けられると更に評価できる作品になると思います。
作品デモ
セガ賞
自分で育てる音楽アプリ
【チーム名】The おんがくっち 【学校名】北海道苫小牧総合経済高等学校
作品概要
Local Storageを活用し自分のおすすめ曲を追加しながら、育成感覚で楽しめる「自分で育てる音楽アプリ」。
審査コメント
自ら育てる音楽アプリというアイディアを評価しました。また、審査員世代の楽曲が用意されていた点も評価しました。
作品デモ
審査員特別賞の部
Itクエスト
【チーム名】板垣昂志郎
【学校名】山形市立商業高等学校
スケジュール管理表
【チーム名】前後
【学校名】愛媛県立宇和島東高等学校
面接練習タイマー
【チーム名】ふじりあ隊
【学校名】秋田県立大館国際情報学院高等学校
古河デイズ
【チーム名】心裸万象
【学校名】茨城県立古河第一高等学校
SuggestSnow(サジェストスノー)
【チーム名】InoRiskators(イノリスクエイターズ)
【学校名】北海道札幌国際情報高等学校
佳良賞の部
TanGoAR(たんごあ~る)
【チーム名】丹後伝え隊
【学校名】京都府立丹後緑風高等学校 網野学舎
Stardy up!
【チーム名】学習向上委員会
【学校名】岐阜県立土岐商業高等学校
GUide(ガイド)
【チーム名】郷土愛の塊
【学校名】群馬県立伊勢崎商業高等学校
食うログ!
【チーム名】オアイソ軍団
【学校名】茨城県立古河第一高等学校
鍵守さん
【チーム名】おにぎりはエビマヨ派。
【学校名】山口県立防府商工高等学校
Taskill
【チーム名】剛毛ジャングル探検隊
【学校名】沼津中央高等学校
メモリズム
【チーム名】メモラボ
【学校名】群馬県立伊勢崎商業高等学校
審査員一覧
- 日本商業教育学会会長 千葉商科大学教授 西村 修一 様
- 特別協賛企業 株式会社セガ ぷよぷよシリーズ総合プロデューサー 細山田 水紀 様
- 特別協賛企業 アシアル株式会社 岡本 雄樹 様
- 後援団体 全国商業高等学校協会 専門委員会 埼玉県立朝霞高等学校 原 一秀 様
- 後援団体 女子大学生ICT駆動ソーシャル・イノベーションコンソーシアム運営委員 伊藤 みなみ 様